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男子総合2位 関カレ後半戦レポート/陸上競技部

5月24、25日の両日、関東学生陸上競技対抗選手権大会(以下関カレ)の第2週が、国立競技場で開催された。気象条件こそ芳しくなかったが、先週に引き続き本学の代表選手達が熱い闘いを繰り広げた。

 

 
 

3千㍍障害で優勝した菊池敦郎

■3日目

24日、16時35分。空は朝から生憎の曇り空。雨も降ったり止んだりと不安定な気候となったこの日も終わりが近づく頃、強まる雨の中、男子3千㍍障害の決勝がスタートした。

本学からエントリーした菊池敦郎(スポ3)、武田毅(スポ4)、須田(スポ1)の3名全員が、23日に行われた予選を通過して出場。レースはスタート直後からコスマス(山梨学大)が飛び出し、ハイペースな展開が予想された。本学の3名は2位集団の前方の位置から、前に出る機をうかがう。鮮やかに障害をクリアしていく本学の3名。一方で、明らかにタイムをロスしているコスマスの不得手な障害のクリア技術は、本学の技術の高さを際立たせた。〝走力〟だけで決まらないのが、障害走の面白さ。コスマスと集団との差はじりじりと縮まっていった。残り3周地点で、武田がコスマスを交わしトップに躍り出ると、それを待ち望んでいたかのように菊池と須田が一気に前に出て追走。本学3名の表彰台独占へ期待も高まる。

ラスト一周を切ったところで菊池がスパート。雨を吸ったユニフォームの重みもものともせず、一人次元の違うスピードで他を突き放す。そのままなんとか逃げ切り、8分42秒06の好タイムで一着フィニッシュ。2着はスパートに力を残していた松本(山梨学大)にさらわれ、本学の表彰台独占こそ叶わなかったが、3着に須田、4着には武田が入り、大量得点を獲得した。

 

 
 

男子四百㍍障害で2着に入った吉田和晃

■4日目

25日、11時35分。男子四百㍍障害決勝に本学から吉田和晃(スポ3)が出場した。トラック一周(四百㍍)を全力で疾走する間に、10台ものハードルを越えてフィニッシュを目指す。トラック種目の中で最も技術を要すると共に、最も過酷なこの種目。吉田はスタートから飛び出し、1台目のハードルを軽やかに飛び越え、続く2台目、3台目のインターバルも危なげなく刻んでいく。

しかし、6台目で微妙に足が合わずクリア動作が大きくなり、インレーンから迫ってきた岩瀧(筑波大)に並ばれてしまう。ハードル種目では、競争者に並ばれた際の焦りから自身のインターバルでのピッチが上がってしまい、さらに足が合わなくなるという悪循環が起こりやすい。しかし、吉田は落ち着いて対応し、続くコーナーでの難易度の高い7、8台目をクリア。自身のハードリングをうまく保ち、ラスト百㍍での巻き返しを図る。

 

最終コーナーを抜けてからの直線に入り、ハードルを2台残したところで吉田は2位を狙える位置。そこからは己との闘いだ。ロングスプリント種目での三百㍍を越えてからの走りは、まさに自身が積んできた練習量がものを言う世界。木村(日体大)も迫っていたが、必死の追走も及ばず、吉田が50秒33で2番手を守りフィニッシュ。1着から5着までが50秒0台と、混戦となったこの種目を制したのは岩瀧だった。しかし、吉田は大会前までの自己記録(51秒56)を1秒以上上回っての価値ある2着。今の勢いのまま、秋季シーズンまでに更なる力をつけた吉田に、インカレでのリベンジを期待せずにはいられない。

 

 

■総括

今大会、3日目終了時点での男子対抗得点はトップであった本学だが、最終日に日大に抜かれ、男子総合は惜しくも2位に終わった。獲得得点の分布は昨年とさほど変わらず、中長距離、障害、競歩ブロックの活躍が目立った。フィールド勢も優勝者こそ出なかったものの、満遍なく得点を獲得している。一方、短距離勢は四百㍍での7位と千六百㍍リレーでの5位で獲得した6点のみとなっている。そこに四百㍍リレーでの失格も重なり、流れに乗り切れなかった今大会。インカレ制覇のためには、ここでの得点力アップが鍵になりそうだ。【長尾暁人】

 

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[2008年5月30日更新]