関カレ直前!四大学対抗レポート/陸上競技部

いよいよ本格始動だ。待ちに待ったトラック・フィールドシーズンがやってきた。今週末から国立競技場で開催される関東インカレ。先日行われた四大学対抗でのパフォーマンスを振り返りながら、選手同様期待と不安を胸に、男子展望を記しておきたいと思う。
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| ㊧山﨑、㊨小野 |
五千㍍ 小野裕幸(スポ4)、山崎敦史(スポ4)
序盤、スタート時の集団のままレースは展開。3000m付近から山崎、小野が積極的にレースを引っ張り、本学の存在感を観衆に見せつけた。終盤に近づくにつれ、少しずつ集団が崩れ始めるが、そこでもさすがの粘りでレースをメイクしていく両者。瞬きする間もないほどのスピードレースに、会場中が息をのんだ。ラスト一周半で国士舘大の高谷がスパート。小野に続き山崎が追う展開に。小野が残りラスト一周を切ったところで一旦追いつくも、高谷も食い下がらない。小野が高谷を振り切るかと思われたラスト200mで高谷が再スパート。小野も必死に食らいつくが、高谷の爆発力についていけず、1着の座を譲った。小野は13分53秒84で2着。山崎もラストに追い込み、13分55秒43で3着に入った。
男子十㌔競歩 鈴木雄介(スポ3)
最初の一周を1分39秒で入ると、その時点でレースは鈴木の展開に。800㍍通過時点で、既に後続とは30㍍差。周を重ねるごとにその差を引き離し、気がつけば一人旅。圧倒的なピッチで前進していく力強い歩みは、全く疲れを感じさせず、むしろ時が経つほど小気味よく刻まれていった。41分00秒53と圧倒的なタイムでフィニッシュし、その実力をまざまざと見せつけた。レース前の鈴木の持ちタイムは40分54秒15。気候に恵まれたこともあるが、一人旅ながら自己ベストに5秒と迫る好パフォーマンス。競り合えばどんなタイムが飛び出すのか、関カレに期待が高まる。
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| ㊧菊池、㊨山﨑 |
千五百㍍ 山崎敦史、菊池敦郎(スポ3)
ラスト一周で山崎、菊池が集団を飛び出し一気にスパート。まるでスプリント種目のような壮絶なスパートを見せ、最後の最後まで二人の競り合いが続く熱い展開に。しかし、ゴール目前で菊池がまさかの転倒。その間に山崎が3分48秒13の大会新で1着フィニッシュ。自己ベストも1秒11更新し、関カレ制覇に向け、まさに最高のスタートを切った。菊池も3分51秒15で転倒しながらも2着に食い込み、本学のワンツーフィニッシュで高得点をマークした。
三千㍍障害 須田京介(スポ2)、武田毅(スポ4)、菊池敦郎
序盤から武田が頭一つ飛び出し、オープン参加の須田が後続集団の前方から追いかける。菊池は集団後方からのスタート。武田は最初の1000mを2分55秒で入り、ハイペースな展開に。2000m手前から須田が一気に武田を捉え、先頭に立つ。武田も食らいつくが、障害に足が合わない場面が増え、後続に詰め寄られる。ラスト2周で武田が一度は須田に追いつくも、そこに東海大の赤染、向後がぴたりとつけ、混戦に。ラスト一周から赤染がスパート。須田が冷静に対応するも、武田はついていけず。残り200mで須田が先頭に立ち、そのままフィニッシュ。オープンでの参加のため着順はつかないが、誰よりも速くフィニッシュしたのは他の誰でもなく、須田であった。関カレでの好走に期待したい。
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棒高跳び 永田純也(スポ2)
5m00も高さがある。まだまだ余裕があったが、強まる雨と下がり続ける気温の影響もあってか、記録を伸ばせず2位。
百㍍ 塚越健太郎(スポ2)
本学2年の塚越が悪天候ながら素晴らしい集中力を見せ、10秒95(向かい風0.1m)で堂々の2着に入った。他大学の上級生の多くを押さえての力走で、勝負強さを見せつけた。次にいかにつなげられるかが勝負所。
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走り高跳び 小野田学登(スポ1)
ルーキーながら独特な伸びのある跳びを見せた小野田が2m10をクリアし、2位に入った。本学ルーキーでは唯一の3位入賞。
400mH 武田健太(スポ4)
51秒09で見事優勝を飾った。国内でも随一レベルが高い競技だけに、更なるレベルアップに期待。
以上、主に今回の四大学対抗で好成績をあげた種目をクローズアップしたが、今大会の出場を見送り、関カレに備える選手も多い。それは本学に限った話ではないが、関カレはまさに〝総力戦〟である。今週末(5月17、18)、来週末(5月24、25)共に国立競技場で開催される。3大駅伝と比べれば、メディア露出度でこそ劣る大学のトラックシーズンであるが、コンマ数秒、わずか1、2cmの僅差での壮絶なドラマが繰り広げられる熱戦の地に、足を運んでみてはいかがだろうか。【長尾暁人】
[2008年5月13日更新]



