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ゴールが遠く白星をあげられず/蹴球部

関東大学リーグ第8節・保土ヶ谷・5/10
チーム
前半
後半
合計
順天堂大学
専修大学
【得点】順大・田中(88分) 専大・小泉(64分)

関東大学リーグ第7節が行われた10日、本学は今年一部に昇格した専修大学と対戦。松本(スポ2)が日本代表U-19のベルギー・オランダ遠征のため欠場。一方怪我で2試合を欠場していたDF岩澤が復帰した。対する専大は司令塔MF小幡を出場停止で欠き、この試合に臨んだ。

 

■攻めつづける本学

 
  2戦連続引き分けの本学蹴球部

前節とは異なり、立ち上がりから本学は主導権を握った。開始早々から前線でボールを奪い素早い攻撃を繰り返す。雨で濡れた芝がパススピードを上げ本学の流れるような攻撃を引き出すも、シュートシーンを作るまでには至らない。守備においても相手の早い攻撃を抑え込みチャンスらしいチャンスを与えない。

本学にとって、この試合初めてのビッグチャンスは25分過ぎだった。カウンターから左サイドでボールを受けた伊藤(スポ3)がドリブルからDFライン裏へスルーパス。右サイドから斜めに入ってきた田中(マネ3)がそのボールに反応し左足でシュートを放つも、DFのブロックに跳ね返される。

一方、専大は両サイドを起点に攻撃をしかけるが、ゴール前で精度を欠きビッグチャンスは生まれない。

28分には岩澤(スポ2)のフィードを左サイドで受けた岡本(スポ2)が伊藤へパスを送り、伊藤はワントラップからゴール前の田中へスルーパスを送る。そのボールを田中はダイレクトでシュートを放つも、GKのファインセーブに阻まれ先制点には至らない。

直後、専大FW神村がDF裏へ抜けると角度のないところから左足でシュートを放つが、初スタメンのGK上福元(スポ1)のファインセーブに助けられ、本学は難を逃れる。

その後も本学は二度決定的なチャンスを作るもゴールは遠く、0-0のまま前半を折り返す。



■ワンチャンスをものにする専大

 
  今節怪我から復帰した岩澤

後半も本学はことごとく相手のチャンスを潰す。

48分、岡本が田中へ縦パスを送ると、田中は裏へ走り出す綿引(スポ3)へボールを送る。すると完全にDFを置き去りにした綿引がGKと一対一になりシュートを放つも、相手GK朴の好セーブに阻まれる。

58分には、中冨(スポ1)のシュートのこぼれ球をミドルレンジから伊藤がシュートを放つもゴールマウスをとらえきれない。
そして迎えた60分、左サイド深い位置から伊藤がPA内にいる綿引へボールを当てる。ボールが入ると同時に岡本が中へ走り込むと、綿引は岡本へボールを流し、GKと一対一の状況が生まれる。ボールを受けた岡本は狙い澄ましてシュートを放つも、GK朴の好セーブに阻まれ、またしても喉から手が出るほど欲しい先制点をあげられない。

すると65分、全くチャンスを作れていなかった専大が突如牙をむく。FW高山が右サイドでボールを受けるとヒールキックでDF2人を置き去りにする。そのままPA内へ侵入すると右足で鋭いクロスを送る。一度は中冨がそのクロスをはじき出すが、こぼれ球をFW小泉にたたき込まれ、本学は先制点を献上した。

この得点により息を吹き返した専大だったがアクシデントに見舞われる。69分にDF松本がこの試合二枚目のイエローカードを受け、残り時間を10人で戦うことをしいられる。

数的有利になった本学は三浦(スポ3)、綿引に替え金子(スポ2)、左山(スポ1)を投入。伊藤をトップ下に配置し攻撃的な布陣に切り替え得点を奪いにいく。

直後の75分、専大はカウンターからMF佐伯がGKと一対一になるチャンスを迎えるが、佐伯の澄ましたシュートは枠の右にそれ、本学は命拾いをする。

その後、本学は相手陣内に引いて守る専大DFを崩せず時間だけが進んでいく。

しかし敗戦濃厚と思われた88分。左サイドからの伊藤CKをブロックでフリーになった田中が頭で合わせ起死回生の同点ゴールをあげる。

同点ゴールにより勢いづいた本学は試合終了間際、岡本のスルーに田中が反応すると左サイドへ抜ける岡本へリターンパス。岡本はワントラップから再びゴール中央で待つ田中へグラウンダーのボールを送る。フリーになった田中の左足へボールが転がり込み逆転ゴールが生まれると思われたが、田中のシュートはミートせず相手DFに防がれてしまう。

その直後、試合終了のホイッスルが鳴り響き1-1の引き分け。チャンスがありながら得点をあげられず、勝ち点2を失った結果となった。

 

■責任感が強い

試合後、吉村監督は今日の試合について『基本的に前半はプラン通り。しかし、先制されないというところで物を考えていたので、どうしても追い付くのがやっとだった。前半の数回のチャンスで点をとれないのが現在の力。中身に関してはそんなに悪くなかったし、二つ(2試合)負けなかったので気分的には悪くない。』と振り返った。

ゴール欠乏症に陥っている攻撃陣に関しては『責任感が強すぎるんでしょう。けど順也は点をとっている。だからといって順也に責任感がないわけじゃない(笑)。達也は入れないといけないという焦りから力んでしまっている。どこかでどんな形でもいいから得点すれば点が入るようになる』と話す。次節8年間勝ち星をあげられていない駒大との対戦について尋ねられると『まず3年生の専門実技実習を休講にしなくてはいけない』と笑いを誘ったが、『ビデオを見てしっかり準備します』と意気込んだ。

この試合、チャンスをことごとくつぶし自滅した本学。専大が10人になっていなければこの試合を落としていただろう。得点力アップは急務であり、そろそろ攻撃陣の爆発に期待したい。次節は16日、駒大と対戦する。【仙石玲】

 

メンバー表
位置
背番号
選手名
学科学年
出場
GK
29
上福元 直人
スポ1
90
DF
4
森 英次郎
スポ4
90
DF
24
中冨 翔太
スポ1
90
DF
2
岩澤 大介
スポ2
90
DF
3
日下部 諒
スポ2
90
MF
5
三浦 旭人
スポ3
▽73
MF
27
市原 秀篤
スポ1
90
MF
8
綿引 大夢
スポ3
▽73
FW
10
伊藤 大介
スポ3
90
FW
9
田中 順也
マネ3
90
FW
13
岡本 達也
スポ2
90
リザーブ
GK
21
祖母井 志門
スポ3
-
DF
22
假谷 翔平
スポ1
-
DF
14
金子 拓也
スポ2
→5
MF
26
佐藤 涼
スポ1
-
MF
6
竹岡 雅師
スポ4
-
MF
11
福士 徳文
スポ4
-
FW
28
左山 駿介
スポ1
→8

[2008年5月6日 更新]