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◆バックナンバー特集 ―継承すべき過去の記録― 【第2回 蹴球部・伊藤大介】

 
  ■伊藤大介(いとう・だいすけ)
スポーツ健康科学部スポーツ科学科2年
千葉・県立検見川高校(ジェフY)出身

印旛の風が肌身にしみるこの頃。凍てつく氷風の中に身を置き、空を仰ぎ見れば凛とした青空が広がっている。その空の下で、本学蹴球部もシーズンに向けて静かにスタートを切った。そんな彼らのプレーを見る前に少し時計の針を戻してみよう。過去の「ジュンスポ」を紐解くことで、見えてくるものがあるかもしれない。あの頃があったから今があるのだ。

第2回目は、平成18年7月7日に発行された第18号の三面から取り出そう。内容は本学蹴球部所属・伊藤大介(現在スポ2)の記事である。当時彼は大学1年目の前期リーグを終えたばかりであった。そんな彼が当時どんなことを考え、どんなビジョンを描いていたか。これを読んで、また一つ本学蹴球部のことを知ってもらえれば幸いだ。

 

■チームに貢献できる選手に―期待の新人・伊藤大介―

ジェフユースから今季本学に入学した期待の新人・伊藤大介。1年生ながらスタメン9試合、途中出場2試合と全試合に出場。大学サッカー特有の手数をかけない戦術に少し戸惑った。そんな中でも伊藤はチーム最多タイとなる3得点を挙げるなど、不調気味のチームの中で大いに貢献した。それでも「まだまだ自分のプレーはできていない。結果は全然よくない」と現状に満足しない向上心を垣間見せる。

「ここ(順大)ではサッカーだけでなく、人間的な面も自ら考え成長していかなければならない」。そう熱を入れて語る伊藤の見つめる先にはインカレ優勝、そしてプロという目標がある。その目標を実現させるためには、本学でどこまで成長できるかが大きなカギとなってくる。

伊藤は、前期以上に点を取ってチームの順位を上げることを約束してくれた。期待の新人が本学にどのような結果をもたらすのか。大いに注目していきたいところだ。【土肥哲宣】

 

〜その後の話〜

結果として、この時のシーズンは1部10位と降格の危機も感じさせる不甲斐ないものだった。しかしその後、関東選抜Bに選出されるなど、結果から見ればまずまずのシーズンだったのだろう。続く81回大会(昨シーズン)は前期の前半戦こそ成績が安定せず低迷し続けたが、後半の3連勝、後期の前半の大躍進には伊藤のファンタジー溢れるプレーが欠かせなかったのは言うまでもない。特に大敗を喫した天皇杯4回戦、J1ジュビロ磐田戦でも一点は伊藤のフリーキックと岡本達也(スポ@)の粘り強さがなければ生まれなかった。来季は3年生となり、一段とキレのあるプレーを我々に見せてくれることだろう。本学随一のファンタジスタ。期待の新人から信頼のエースに成長した伊藤をその目で見てみたくなっただろうか。

【編集 大野周 2008年1月27日更新】

 

 

 

 

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